開札期日に出頭

さあ、裁判所に行きましょう!競売場は、裁判所の受付で聞いて下さい。玄関に張り紙で、場所を記載しているところもあります。

それもなければ、建物に入ってすぐの部屋で聞いて下さい。

場内では、奥の方に数人座っています。執行官と立会いの書記官です。

開札時間がきました。事務の方が入札箱を開けます。

入札書を事件番号毎に分類し、開封し、入札価額順に揃えていきます。

例えば 東京地裁のように、発表時間を予め決めている開札方法は助かります。しかし 一般的には開札しているのを、じっと待つのは退屈です。(あ~ぁ)

さあ、発表が始まりましたヨ。物件毎に入札価額者の名前が呼上げられます。

呼び方は裁判所により様々です。入札者全員の名前を呼上げたり、次順位買受の資格者までを呼上げたり・・・。 

次順位買受の資格を得ても、申出ではせず 次の物件を探した方がいいかも…。(次順位買受の資格については、別のページで説明しています。)

最高価買受申出人が代金を納付しない事は、あまりありません。最高価買受申出人として、名前が呼上げられましたら、売却決定の日を確認します。

売却許可決定の日から1週間の間に 執行抗告が出たかどうかのチェックをします。

執行抗告の詳細については別のページで解説します。