(2)、留守の場合・・隣近所の聞き込み調査 

 

インターホーン・チャイムを押して 留守の場合、じっくりと家の外観や庭を見る事ができます。そして、隣り近所で、出来れば聞き込み。家族構成、在宅日、在宅時間、勤務先などの情報を提供してくれる場合があります。家族構成は、裁判所の資料「現況調査報告書」に記載されている場合が多いです。只、年齢までは、記載されていません。残念~

 

近隣の家を訪問。日中在宅しているのは、奥さんかお年寄りです。 

「済みません、お隣の○○さんですが、日中は大抵お留守ですか?」この辺から、会話をつなげていきます。

「うちは、あまりお付き合いしておりません。」と、ピシャリと断られる場合があります。その場合は、向う三軒両隣位は尋ねてみましょう。 

「実は、○○さんのお宅が競売なんですよ。値段が¥○○円なものですから 見にきたんですよ。」(「値段が¥○○円」とは、買受可能価額の事)

ご近所は、そこのお宅が競売 という事は大抵知っています。ただ、何故か会話にのってくる奥さんがいます。こちらとしては 大変助かります。その奥さん、価格の安さにビックリしますヨ。一瞬、自分の家の査定価格と錯覚するのかもしれません。さりげなく、 

「これ以下ではダメという価額です。この値段では買えません。実際は相当に上がります。」と安心してもらいます。

「あらそう、気の毒ねえ~。」そして、こちらの何気ない質問に答えてくれます。会話の雰囲気では、物件内で自殺があったかどうか?聞いておく場合もあります。この方法は、正直 地域差があります。

高級住宅街などでは、余り通用しない手法ですネ。又、幾ら裁判所や情報誌で公開されている、と言っても不幸な出来事です。人には知られたくないものです。その辺の配慮は、会話の中にいれておくことをお勧めします。

ある程度聞き終わったあとで、

「これはひとつ ココだけの話にして下さい。」「これは秘密にお願いします。」 情報提供者の奥さんに安心してもらいましょう。 

これで、情報収集はお開きです。パンパン!